ホーム > トイプードルの飼い方 > 病気に気をつけよう病気に気をつけよう!
ワンちゃんは、自分の体の不調を言葉で訴えることができません。様子が少しでもおかしかったら、何かトラブルがおこった証拠。普段から、飼い主がワンちゃんの様子を観察する習慣を身につけましょう。口のきけないワンちゃんの健康状態には、常に注意を払ってください。
なお、トイプードル等がかかりやすい病気については「プードルがかかりやすい病気」に掲載しております。
ワクチンの接種について
混合ワクチンはなぜ必要?
仔犬は、@母親から受け継ぐ抗体(母親が混合ワクチン等で形成された抗体を母体内で受け継ぐもの)とA)初乳(生まれてから48時間以内のお乳)に含まれる抗体、の2種類の抗体を持っているため、生後50日前後(固体差有り)までは病気にかかりにくくなります。しかし、それ以降は、親から受ける抗体が低下するため、混合ワクチンの接種が必須要件となります(大切なわが子を守るための「お守り」と考えてください)。そのワクチネーションについて記載します。
仔犬の混合ワクチン接種(生後1年以内の対応)
当方が接種するワクチンは「ファイザー社製のバンガード」というワクチンで、各方面に確認する限り、従来のワクチンが母子免疫の影響から生後55〜60日で第1回目を接種してまいりましたが、このワクチンは抗体形成期間が早いため生後40日での第1回目まの接種が可能になりました。
それから3週間〜1ヶ月経過して第2回目の接種をおこないます。ただ、2回目のワクチンのみでは完全な抗体形成ができませんので、当方としては3回目のワクチンを推奨しております。
3回目の接種を行えばパルボなどの毒性が強力なウィルス感染病に対しても十分な抵抗力がだきます。
1本目ワクチンで抗体のベースを作り、2本目のワクチンで抗体レベルを上げ、3本目のワクチンで抗体を完成させる形となります。
成犬の混合ワクチン接種(2年目以降の対応)
仔犬に接種した最終ワクチンの接種日から1年後に、もう1度接種します。それ以後、毎年1回の接種となります。ワクチンから形成される抗体は1年を経過しますと抗体レベルが低下しますので、再度抗体レベルを上げるため混合ワクチンの接種が必要となります。
体調異常の原因
嘔吐
嘔吐の原因は、
- 食中毒
- 腸内細菌の悪玉菌の異常繁殖
- 回虫などの腸内繁殖
- 悪性ウイルスの感染
- 内臓疾患
- 車酔い
- その他
などがあります。
下痢の場合より問題(体力の消耗、脱水症状など)があるため、連続して嘔吐した場合は、必ず獣医へ行ってください。
下痢
下痢の原因は嘔吐に類似しますが、
- 食中毒
- 原虫類(コクシジウム、ジアルジア、トリコモナスなど)の繁殖
- 腸内細菌のアンバランス
- 回虫などの繁殖
- 内臓疾患
- 悪性ウイルスの感染
- 風邪
- その他
などからなります。
対処方法としては、(1)と(3)と(7)はバルミチン酸クロラムフェニコール系などの抗生剤で治り、(2)についてはサルファ剤系、抗トリコモナス剤系の投与で治ります。(4)については小児用駆虫剤で完治します。これらの原因は便検査(直説法、浮遊法)で判明しますが、それ以外の下痢については、各種検査による原因追求と治療が必要です。
血便
血便は、腸壁が剥離した場合などにおきる症状です。下痢が続きますとすぐに出る傾向があるので、それだけで心配する必要がありません。ただ、血便が続いた場合や嘔吐・下痢が複合して生じた場合は、至急、獣医に行く必要があります。







