ホーム > 交配に関する事前準備についてトイプードル(特にティーカッププードル)の交配について(事前準備編)
私どもはティーカッププードルを中心としたブリーダー&ショップを運営しているため、プードルを持たれている方から交配依頼が多数きます。
特にプードルは家族として大変可愛がられているため、飼い主の方は「この子の子孫を残したい」という願望が強くあります。
ただ、プードルは子宮が他の犬種より弱いなどから受胎率が低かったり、また子宮の成熟度が低いなどから流産や子宮内で子供が死んでしまうなどのトラブルがあります。そのためにも、次の項目をご理解の上交配に臨む必要があります。
@子犬の行き先の確保
A母親の体格・体力
B交配〜出産〜育児までの知識の習得
C事前準備
D種オスの選択
仔犬の行き先の確保
プードルの場合、一度の出産で2〜4匹程度の子供が生まれます。交配依頼の方の多くが一匹だけ残して、残りの子供はどこかの飼い主の方にもらっていただきたいと言われます。
やはり、行き先を概ね確保してから交配に望まれるのがベターです。やみくもに交配して子供が生まれても行き先のない子は不幸になります。
なお、当方に上記のような子の販売依頼がきますが、動物を売買には「動物取扱業」の登録申請が必要となりますので、ご注意をお願いいたします。
母親の体格・体力
よくご質問を受ける内容ですが、メスがティーカッププードルの様に小さいタイプの成犬の交配できる基準を教えて欲しいといわれます。この場合には次の内容をご説明しています。
@2〜3歳になってからがベター
個体差はありまずか、ティーカッププードルの場合、子宮の成熟度が遅いためある程度の年齢がいってからの出産をお勧めします。子宮が未成熟の場合、子犬が子宮内で成育不足で死んでしまい、子宮蓄膿の原因となります。生理が3回程度来てからでもまったく遅くありません。
Aよく食事を摂っていること
日常生活の中でメスがあまり食べない子がいます。妊娠して場合、ツワリが前半と後半で二回訪れますが、通常でも食べない子はツワリの時期にまったく食べなくなり、子宮内の子犬が発育不全を起こします。食べない子は交配をお勧めしません。
Bメスの体格・体力
体格的には運動がある程度できていて、下半身にしっかり筋肉がついている子がベターです。がりがりで筋肉がついていない子は陣痛微弱になったり、産後の回復力が遅かったりします。出産を希望する場合には、半年前から鶏肉など高タンパク質の食事を与え、散歩で体力をつけて太陽に当てる事前準備が必要です。
交配〜出産〜育児までの知識の習得
この内容は別項目で詳細を記述します。
事前準備
前述の3に記載の通り、母親になるメスの体格・体力作りを行うと同時に次の内容の事前準備が必要となります。
@ブルセラ検査
ブルセラ症とは、オスでは精巣炎、メスでは死流産、子宮内膜炎になる犬の慢性感染病です。交配をする場合は、事前にこの検査をお勧めします。
Aスメア検査
スメア検査は、メスの生理の状態を把握するために重要な検査です。この検査を行うことで、受胎可能時期を特定できます。
特に人工授精を行う場合は、スメア検査は必須となります。
Bトリミング
交配後からはトリミングできませんので、交配前にトリミングを行う必要があります。
安定期(交配後1カ月前後)以外でトリミングしますと流産の原因となります。
Cワクチン接種
混合ワクチンについては、交配後〜子犬の飼育40日間の約3か月半は接種できなくなります。
そのために、事前接種をした方がベターです。また、ワクチンによる抗体が母乳から子犬に移行できるため、子犬もワクチン抗体を持った状況になり、悪性ウイルスからの感染防御になります。
種オスの選択
この内容については、別項目で詳細を掲載します。









