ホーム > 交配に関する事前準備についてトイプードル(特にティーカッププードル)の交配について実務編)
交配を行う場合の手順を概ね次の通りになります。
@事前準備
○メス犬の体格・体力を作る
○生理の直前にワクチンの接種
○生理の直前にトリミングの実施(特に陰部、肛門まわりの毛をカット)
○種オスの選択
○交配〜妊娠・出産〜育児の基本的知識の収得
A生理開始
Bスメア検査の実施
C受胎可能時期の特定
D交配(ブリーダーへメス犬を持ち込み)
E交配後一定期間メスを安定させる
犬の生理
@初めての生理
プードルの場合、他の犬種と比較して子宮が弱く、生理不順なメスも多々見受けられます。通常の最初の生理は、早い子の場合は生後7カ月前後に来ますが、遅い子の場合は2歳になって初めて生理が訪れる場合があります。
また、ストレスに弱いためしつけなどで頻繁にメスを怒りますと、生理の始まりが遅くなる場合があります。
A犬の生理のメカニズム
メス犬の場合は人間と違って、出血が止まってから排卵が始まり、排卵後でも4〜5日間授精可能となります。よって、生理開始後12日〜16日の期間が受胎可能期間となります。ただ、個体差が大きく、小さい体の子の場合は受胎可能期間が後にずれて、生理後三週間で受胎になる場合があり、観察とスメア検査をお勧めします。
種オスの選択
一般的に外見(体格、毛色、お顔)の遺伝は父親から多く受け継ぎます。そのため、子供を作る場合は、種オスの選択が重要となってきます。特に小さいメスと交配する場合は、それよりもっと小さい種オスをかける必要があります。
逆に母親より父親が大きい場合には、子犬が子宮の中で育ちすぎて、帝王切開などのトラブルが発生します。実績があり若くて小さいオスがベターです。
なお、種オスが老犬の場合は、アレルギーで免疫力の低い子が生まれる可能性があるため、2歳〜6歳までのオスをお勧めします。
交配回数
交配の場合は、受胎可能時期が特定されていれば1回交配でもいいですが、予備交配を含めて2回交配をお勧めします。
人工交配と自然交配
家庭犬の場合は、人間に近づきすぎて犬嫌いのメスが多く見受けられます。このような子は、自然交配のために種オスと会わせてもオスを怖がって逃げまくり、交配に失敗するケースが多々見受けられます。この場合は、人工交配を行います。
人工交配は、自然交配と比較しても受胎率は10%程度しか変わらず、人工交配をお勧めしますが、清潔で人工交配に慣れたブリーダーを選んでください。清潔さがないブリーダーで人工交配しますと子宮内の炎症を起こす場合があります。
交配後の対応
交配したメスについて交配後すぐは、狭いキャリーに入れて動きを小さくして、2時間程度は安静にします。膣からの精子の逆流を防止するためです。
それから2週間以内は早期流産を防止するため、必要以上の運動は避けて安静にしてください。









